Column
コラム
住宅ローンの借り換え (金利上昇リスクを回避)
返済期間の長い住宅ローンを変動金利や固定金利期間選択型で借りる人には、金利変動リスクはついてきます。
例をあげて借り換えにおける金利変動リスクを払拭されたケースを紹介致します。
融資額:2500万円 返済残期間:20年 3年固定金利:2.25% 固定金利期間終了後の金利優遇:-0.7%
毎月:129,452円
3年固定金利終了後に店頭金利が
2.7%(適用金利は2%)→126,883円 2569円down
3.7%(適用金利は3%)→137,348円 7896円up
4.7%(適用金利は4%)→148,316円 18864円up
5.7%(適用金利は5%)→159,776円 30324円up
これを借り換えすれば
融資額:2500万円 返済期間:20年 全期間固定金利:3% 借り換え費用:50万円
毎月:138,649円
このように、全期間固定金利も借り換えも期間終了後にむかえる金利変動リスクは少しは軽減されるが、
金利差が大きく、返済額の増加が懸念されるので、10年固定の固定金利型に借り換えて金利や返済額が固定される
期間を延ばすのも方法のひとつと考えられます。その際には期間終了後に金利アップも想定し、繰り上げ返済ができるように貯蓄する事が望ましい。