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コラム
空室を入居者同士の共用の場にリノベーション!?空室対策にいかが!
築年数が古い物件や立地条件が悪いマンションの空室対策に最近よく見られるのが、
入居者が部屋の壁紙や内装などを自由に変えれる物件が増えてますね。
空間を提供するという事で、入居者に楽しみと自由を与えるという点では競争から一歩秀でたアイデアですね。
この自由度を空室にまで発想を広げた事案をご紹介致します。
戸数の少ない1棟マンションにとって空室があるのは大きく収益を落とすものですよね。
それではリノベーションして賃貸したとしても賃料を大きく上げる事は今のご時世なかなか難しいと思います。
では賃料を下げて...それも得策とは言えないでしょう。そうなるとその空室をどのようにすると良いのか。
空室を他の入居者が利用できるプライベートリビングに変更したケース
それでは、その空室は収益を生まないのではないか。とご意見が出ますよね。
確かに賃料を下げて貸せば、若干でも収益が上がりますし、リノベーションすれば近隣より少し高めに
貸せるかもしれません。しかし賃料を下げれば、対業者、他の部屋、そして入居者層に影響がでますし、
リノベーションすればその工事費用の回収率を考えなければなりません。
当然、リノベーションすれば、対業者や広告としては若干の効果はありますが。
今回のケースは、新規の入居者に対してのアピールより現在入居中の方がより長く心地よい生活をするという
事に関しては、一過性の収益より大きなものを得たと考えます。
入居者同士、または来客用にリビング件ゲストルームがあるマンションと聞けば、ユーザーはきっと興味がわくでしょう。インターネット社会ではありますが、入居者からの口コミほどマンションの宣伝効果の大きいものはないと思います。こんな空室対策もよいのでは。
プライベートリビングとはどのようなスペースにしたものか。
費用のかけ方にもよりますが、キッチンや冷蔵庫、寛げるリビンググッズ、仮眠スペースなどなど。
インテリアやデザインを凝る事により、リピートしたいと思うような空間を演出すればなおよし。
そうすることにより、マンションの管理費を上げる、もしくは時間制で利用料金の設定をすれば収益も上がります。