Column
コラム
いい夫婦の日、ペットに感謝する日。節税とおもいやりでこんな感謝も!!
11月22日はいい夫婦の日、そしてペットに感謝する日ですね。
長年連れ添った人、そしてペットに感謝の言葉や行動も素敵な事です、
それに伴い今後のことを考えてこんな愛情表現もいかかでしょうか。
今回は残されてしまった人、そして動物たちへの負担を減らすちょっとした方法をご紹介します。
皆さんもご周知のとおり、平成27年1月1日以後の相続から基礎控除と税率がかわりますね。
現行では5000万円+法定相続人の数×1000万円が、
3000万円+600万円×法定相続人の数に改正され、しかも税率構造も6段階から8段階、
そして最高税率が55%に引き上げられます。
これでは残された人の負担はたいへんなものになります。
これを減らすには現金贈与を110万円ずつ行うのがもっとも簡単ですし、
不動産の評価を下げる方法などいくつかありますが、
今回は、いい夫婦の日ということで、こんな方法をひとつご紹介します。
以前に感謝をこめた2000万円のプレゼントというtopicでもご紹介しましたが、
詳しくは、/app/wp-content/old//2013/03/2000.php
贈与税の配偶者控除です。これは婚姻期間20年以上であれば、
マイホーム又はマイホームの購入資金を最高2000万円まで税金をゼロで贈与できるという特例です。
これは相続財産が2000万円減るということでもあるので、相続税対策にもなります。
つぎに、ペットに感謝する日ということで、万一残されたペットが気になる場合の愛情相続をご紹介します。
自分がいなくなった後、ペットの世話をしてくれる人がいるなら安心ですが、
いない場合は保険所で処理されてしまうのが現実です。
このような事にならないように次の方法でペットに相続保証を与えてあげることをおススメします。
負担付贈与という方法があります。
負担付贈与とは・・・
受贈者に一定の債務を負担させることを条件にした財産の贈与をいいます。
これは遺言書に飼育方法やペットにしてほしい条件を記載することが必要となります。
そして忘れてはならない事は、遺言執行人を必ず付けることです。
これは、いわば監視人です。この遺言執行人を信頼できる人や専門の業者に任すことで、
すこしは安心できるのではないでしょうか。