Column
コラム
家主様、損してませんか。確定申告までに・・・
不動産投資をする際に「利回り」という言葉がありますが、
これが投資家を破滅へ導く怖い言葉と私は思います。
「利回り」ばかりに目を奪われ、キャッシュフローを考えなくなってしまい、
挙句の果てには資金がショートして黒字倒産のリスクがでてきます。
これを回避するために必要なのが支出を減らす税務の知識です。
今回は、確定申告の際に節税を考えた申告書の作り方をご紹介します。
青色申告書には>「減価償却費」という科目があります。
この減価償却費ですが、これは金銭の支出はないものの、収入から差し引くことができるものです。
そして知っててもらいたいのが、建物は定額法、設備は定率法です。
この定額法と定率法をうまく使うことで、必要経費を数倍多く使えます。
例えば、マンション建設の金額を建物と設備に分けるということです。
分け方に関しては、償却期間などを考えて税理士と相談しながら財務内容と照らし合わせてご相談ください。
次に、車両関係費(ガソリン代、自動車税、車検費、保険)
などを見回りや管理として自家用車を使用した割合に応じて経費にする。
そして、不動産所得やセミナー、管理のための情報収集などするための旅費交通費なども
必要経費として処理することができます。その際には接待交際費という科目の使い方には
十分注意してください。
そして、家族を従業員として雇い、その給与を専従者給与として計上する方法です。
この場合はほかに仕事を持つことは出来ず、かつ配偶者控除の38万円は使えませんが、上手く使えば節税できます。
そして、青色申告特別控除を使える場合は有効に!
他に、新築時の割増償却、法人化などありますので顧問税理士などにご相談を!