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コラム
相続税増税前に、不動産活用で相続財産を圧縮しよう!
ご存知の通り、平成27年1月1日以後の相続から相続税の増税されますね。
現金や預金は、手元に残っている現金残金、預金の預入額がそのまま相続税の課税価格になります。
それではどうすれば…過去に何度かご紹介させて頂いておりますように、不動産を活用すると良いでしょう!
現金や預金はそのまま課税額になりますが、建物や土地の場合は、固定資産税評価額、路線価方式、倍率方式、
により評価され、建物であれば約40%~50%、土地では約20%、相続税の課税価格が低くなります。
さらに、賃貸マンションにすると、建物は貸家、土地は貸家建付け地として評価され、さらに相続税の課税価格は低くなります。
また、親の居住用の土地に生前に銀行の借入金により賃貸マンションを建築することにより、小規模宅地の評価減等で、
土地、建物の相続税評価額を下げ、相続税負担を大幅に圧縮することも可能となります。
ここで注意ですが、いくら相続税が減少するとはいっても、闇雲に建築して、返済の見通し、
事業計画をしっかりしなければ逆に資産を失う危険もあります。
このような事態を引き起こさないように、土地、建物の特性、潜在能力を理解し、
最も有効な活用方法を検討し、不動産管理のプロ、税務のプロとのタイアップが大事です。