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コラム
コロナ禍における賃貸管理業務に増えた影響や問合せは??
2022年を振り返ると、弊社管理物件や灘区、東灘区の動きをみたコロナ禍における賃貸不動産の取引は、
2021年と比較すると賃貸契約数と賃貸解約数はそれほど変化がないように感じます。
しかし、カテゴリーにより変わりますが、賃貸不動産の賃料については若干上昇したものもあります。
ファミリータイプを例にあげますと、新しい働き方により駅近くよりもう一部屋、家での生活充実を求める層が年々増えたように感じます。
そんな中、コロナ禍における賃貸管理業務への影響と増えた問合せをご紹介いたします。
太字の部分は弊社でも実際にあった影響と問合せです。
今後の賃貸経営の傾向と対策にもお役立てください。
設備の修繕について | 給湯器が品薄により交換がスムーズにいかず対応に追われた。これはコロナ禍だけでなくウクライナ情勢の影響もあり。
(給湯器、温水洗浄暖房便座、エアコン、コンロ等、半導体関連の設備) |
設備修理の際に、入居者が業者の立入りを気にすることがある。 | |
修理業者の人手不足、時短勤務などで連絡がつかないことがある。 | |
賃料について | 店舗(酒類を扱う飲食店等)、エステサロン、ジム、塾等から賃料の相談。数か月減額したこと。 |
更新料の値下げや賃料の分割払いの相談 | |
住居用の住宅確保給付金の申請等の業務が多かった。 | |
入居者間等のトラブルについて | テレワーク等が増えたことで、日中の音に対する問合せ。 |
zoom等での自宅飲み会、オンラインゲーム、駐車場でのアイドリング等の騒音の相談 | |
ベランダや庭でのバーベキュー、燻製器使用でのトラブル | |
その他の影響について | 物件の現地内見、リモート内見、来店数の減少。オンラインでの入居申込書、オンライン重説。 |
賃借人の収入減による住み替え増加 | |
在宅時間の長期化により、もう一部屋、広い部屋への住み替え増加 | |
単身者の同棲、結婚によるファミリータイプへの移行 | |
ゴミ問題、量の増加と分別の悪化 | |
インターネットの速度に対する問合せ。テレワーク等でスピードを求める声が増える。 | |
入居申込者、退去予定者、従業員等がコロナ感染したことによる業務の遅延、スケジュール変更が増える。 |