弊社は灘区で昭和41年に神戸大学生専用の学生寮(当初は食事つき)経営をさせて頂いたことが、不動産管理会社の起源となります。
神戸大学生、教員、研究員の方々とのお付き合いも50余年となります。
その当時からは生活のスタイルは時代の変化とともにコミュニケーションが少なくなってきました。コミュニケーション不足、これが不動産管理には大きな問題なのです。逆に言えばこれほど大事な事はないのです。
不動産管理とは、単に不動産の維持管理をするのではなく、そこにお住まいいただいている入居者様、オーナー様、そしてその不動産が所在する地域の環境等を総括的に対応することであると考えております。
例えば、管理マンションの巡回等で、入居者様にお会いした場合、お顔をみて名前をお呼びしてごあいさつをし、あえて「なにか不具合はないですか?」と聞くようにしております。この一言が住みよい環境になるものと考えております。
このように、日々の巡回(朝・夕・夜)に建物の状態だけをみるのではなく、入居者様とのコミュニケーションやその不動産周辺の日常、環境に変化はないか?などを知ることが、事故やトラブルを未然に防ぎ、よりよい住環境を維持することが出来るのです。些細な事だと考えてオーナー様や管理会社に相談しないと大きなトラブルに発展します。十人十色といいますが、トラブルや判例もひとつとして同じものはございません。